鍼治療について



さくら整骨院では、痛みの原因を関節と筋膜の機能低下だと考えています(治療方針参照)
鍼治療においても「ツボ」を使うのではなく、触診で機能が低下している関節・筋膜を特定し治療しています。


関節は浅層筋と深層筋で骨を繋いでいます。浅層筋が関節を実際に可動させる筋肉であるのに対し、深層筋は関節をコントロールする役割を担っています。
その為、深層筋が弾力を失うと脊椎関節の協調性が失われ、浅層筋が収縮しても体のスムーズな動作ができません。

鍼治療でこの深層筋に直接アプローチすることにより脊椎関節の協調動作を回復させる治療をします。

筋膜は「第2の骨格」とも呼ばれ、筋膜の柔軟性は体のスムーズな動作に大きな影響を及ぼします。筋膜は大きく浅筋膜と深筋膜に分れ、浅筋膜の弾力がなくなることで筋膜自体が体の動きに制限をかけたり、深筋膜の弾力がなくなることで筋肉などの組織と深筋膜との間で摩擦が大きくなり体のスムーズな動作が難しくなります。

鍼治療で筋膜に刺激を与えることで弾力のなくなった筋膜の再生を促したり、鍼で持続圧を加えることで柔軟性を取り戻すように治療します。


美容鍼について



美容鍼は線維芽細胞と表情筋に刺激を与えることを目的としています。

私たちの肌は「表皮」・「真皮」・「皮下組織」の三層から成り立っています。皮膚の本体ともいえる「真皮」にコラーゲン・エラスチンといったタンパク質でできた線維が網状構造を形成し、その間にヒアルロン酸などの保水成分が存在し、水分をたっぷり含んだスポンジのような構造で皮膚の弾力性を支えています。

これらの成分を生み出しているのが線維芽細胞です。
線維芽細胞は真皮細胞を作るだけでなく、壊れたものを修復したり、古くなったものを分解しています。
線維芽細胞の働きが悪くなればコラーゲン・エラスチンが変性することで弾力を失い、ヒアルロン酸が失われることで水分が減少し、真皮細胞は緩んだ状態となり、皮膚にシミやたるみが現れます。

表情筋は顔の目や口、鼻などを動かす筋肉で、顔には30種類以上の筋肉があります。
体の筋肉は骨と骨をつないでいますが、表情筋は皮筋と呼ばれ骨と皮膚を繋ぎ、関節を跨がないことが大きな特徴の筋肉で、相互に作用することで人間の複雑な表情を作り出すことを可能にします。

線維芽細胞は刺激を与えると細胞分裂する働きがあり、鍼を刺すことで線維芽細胞の細胞分裂を促し増産させることでコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸に対する働きを活性化させて肌の潤いを取り戻し、表情筋も触診でお互いに引っ張り合ってバランスの取れていない筋肉を特定して刺激を与えることで本来の表情を取り戻すように治療します。


鍼治療 治療費用


1部位  500円
2部位 1,000円
3部位 1,500円
置き鍼 1個 50円


美容鍼 治療費用


16本セット 2,500円


診療時間